こんにちは、滋賀県長浜市の行政書士石原です。
さて、今回からザックリシリーズと銘打ちまして、難しいことは抜きで読んでもらったら、『何となく理解できること』を目標に行政書士の業務の情報を発信していこうと思います。
第一回目は、建設業の許可って何なのか?ということについてザックリ書いていこうと思います。
なお、この記事の目標は『何となく理解できること』なので、詳しい説明は極力しないようにしようと思っております。もし、詳しいことを知りたいという方がいたら、お近くの行政書士か私のホームページでも記事を近いうちに更新しようと思いますので、そちらをご覧ください。
それでは、第一回目『ザックリわかる!建設業の許可って何?』スタートです。
建設業の許可は『運転免許』のようなもの!
建設業の許可といっても、それがどんなものなのかイメージしにくいと思います。
なので、イメージしやすいように例えるなら、建設業の許可は『運転免許』のようなものです。どうして『運転免許』?と思われる方もいるとおもいますので、『建設業の許可』と『運転免許』の似ている部分を挙げていきましょう。
取得することで出来る事が増える
まず、『運転免許』を取得することで、いままで自転車しか乗れなかったのが、車を運転できるようになります。これと同じで『建設業の許可』を取得すると、軽微な工事しか施工出来なかったのが、高額の工事を施工できるようになります。
種類が色々
『運転免許』は普通自動車、大型二輪、大型特殊・・・等々、色々な乗り物の種類がありますが、『建設業の許可』も土木一式、建築一式、電気工事、建具工事・・・等々、工事の種類が色々あります。
また、『運転免許』の通常の免許と国際免許のような感じで、『建設業の許可』にも知事許可(県内限定)と大臣許可(県外でも)も存在します。
加えて、『運転免許』普通に貰える第一種免許とタクシーなどで必要な第二種免許と同じように『建設業の許可』にも一般建設業と特定建設業の区別があります。
取得するのに条件がある。
『運転免許』を取得する為には、18歳以上で試験に合格する必要がありますが、『建設業の許可』も取得する為に工事の実績であったり、財産であったりといった条件を満たす必要があります。
更新が必要
『運転免許』を取得後に数年に1度免許の更新が必要なのと同様に、『建設業の許可』も許可の取得後に5年に一度許可の更新が必要になります。
取得にお金が掛かる
『運転免許』の取得には教習所に通ったり、試験を受けたりと数十万円のお金が必要になりますが、『建設業の許可』も取得に最低でも9万円の費用が掛かります。
まとめ
上記のように、『建設業の許可』と『運転免許』は制度としては、全く別の制度なんですが、制度の作りが似ている部分があるので、そもそも『建設業の許可』が何なのかわからないという方は『運転免許』みたいなものなんだなぁと考えて頂いたら良いと思います。